秋のキャンプは、爽やかな気候と紅葉の美しさが楽しめる最高の季節です。特に、キャンプ初心者にとっては、春とともに初めてのキャンプを体験するには最適なタイミングです。紅葉の美しい景色と共に、アウトドアを存分に楽しむことができます。
初めてのキャンプは、右も左も分からないもの。今回は、手ぶらでキャンプを体験できる「手ぶらキャンプ」の満喫の仕方をご紹介します。
手ぶらキャンプとは
手ぶらキャンプは、道具や食材を準備せず、キャンプ場が提供する設備とサービスを利用するスタイルです。初めてのキャンプや、気軽に自然を楽しみたい方にピッタリです。特にファミリーや友人とのグループでの利用が人気です。
キャンプ場によって、初心者向けにキャンプ道具一式・食事などを用意してくれる「手ぶらプラン」というものがあります。テントの設営を自分でできたり、BBQの食材まで用意してくれるところも。
手ぶらキャンプのプランが用意されているキャンプ場で有名なものは、関東だと千葉の「成田ゆめ牧場」、埼玉の「ロハスガルテンキャンプ場」など。さらに関西では大阪の「スノーピーク箕面キャンプフィールド」、和歌山の「休暇村紀州加太オートキャンプ場」などがあります。
手ぶらキャンプの必需品とは?

手ぶらキャンプでも、持っていくと便利なアイテムはあります。例えば、ゴミ袋、軍手、適切な服装など、少ないながらも必要なアイテムがあります。ここでは、手ぶらキャンプの必需品について紹介します。
手ぶらキャンプの必需品
ゴミ袋
キャンプ場で消耗品を買ったり、ゴミが出た時に持ち帰るため必要なゴミ袋。念の為用意しておくと安心です。
軍手
特に初心者の方は、慣れない外作業で手を怪我する可能性もあります。手ぶらキャンプのレンタル品の中に軍手がない場合は持っていきましょう。
上着または防寒具、レインウェア
朝晩と日中で温度差があったりする時に、一枚上に羽織れる上着や防寒具があれば安心です。また、キャン上が山の近くなど、天候が変わりやすい可能性がある場合はレインウェアを持っていくと、急な雨の対策も行えます。
手ぶらキャンプで気をつけたい服装の注意点
キャンプ初心者だと、どのような服装でキャンプに行けばいいのか迷うこともありますよね。手ぶらキャンプでは、きちんとした専門的な服装で行かずとも良いですが、いくつかキャンプの服装に関する注意点を紹介します。
露出度の高い服装は虫刺されに気を付ける
ミニスカートやタンクトップなど腕や足が出る露出度の高い服装は、虫刺されに注意が必要です。自然豊かなキャンプ場だと、蚊だけでなくブヨやハチなどがいることも。虫除けスプレーで対策することも大事ですが、なるべく露出しないことも大切です。
脱ぎ着しやすいものがおすすめ
キャンプやアウトドアでは、気温の変化に合わせて脱ぎ着しやすい服装がおすすめ。1枚はおる、1枚脱ぐ、が簡単なものだと手間がかからずに環境に合わせられます。
手ぶらキャンプのアイデア

手ぶらキャンプでも、より一層楽しむためのアイデアをご紹介します。特に、キャンプギアの試し使いや、手ぶらだからこそできる豪華なキャンプ飯の楽しみ方のアイデアをご紹介します。
試したいキャンプギアだけ持参する
例えば、火おこしをしてみたい、気になったタープを試したいという時、手ぶらキャンプで試してみると荷物も少なく済みます。
また、キャンプ場でレンタルしているキャンプギアなどが、購入を検討しているもの同じタイプなときなども、お試し感覚で利用してみるのも良いかもしれません。
手のかかるキャンプ飯に挑戦してみる
手ぶらキャンプの良いところは、なんといっても荷物が少ないこと。気軽にキャンプを楽しめます。
ですが、あえて荷物の少ないことを利用して、材料の多い豪華なキャンプ飯を試すというのはいかがでしょうか。テントやタープなどのギアが少ない分、食材を運ぶのも手間が減ります。家族や友人とちょっとリッチなキャンプ飯を楽しむのも特別な体験になりそうです。
まとめ
手ぶらキャンプは、初心者や気軽にアウトドアを楽しみたい方におすすめのスタイルです。必要最低限の持ち物と工夫で、自然の中で快適に過ごすコツと、秋のキャンプをより楽しむためのアイデアをお伝えしました。紅葉の美しい季節、手ぶらキャンプで自然とのふれあいを存分にお楽しみください。